Q1. 自分の好きなデザインを作ってくれますか?

依頼主(クライアント)の意向を最大限尊重いたしますので、
ご遠慮なくデザイン・イメージをお申しつけ下さい。
かえってその方が円滑に作業が進みますので、
デザイン見本等があればご用意していただけると幸いです。
ただし万一そのイメージがご依頼の内容とそぐわない場合
(広告で信頼を得たいのに、ポップなイメージで作ってほしい…など)、
こちらからその旨お伝えすることがあります。

Q2. どれくらいの期間でできあがりますか?
  (広告、ホームページ、パンフレットなど)

製作物にもよりますが、
初回打ち合わせ〜ご提案〜制作〜修正のやりとり〜データ納品まで、
順当にいっておおむね1〜3ヶ月です。
もちろん、内容やボリュームによってはこれより早くなったり、長期間になったりします。
スケジュールにはゆとりをもってご依頼することをおすすめします。

Q3. どんな依頼でも引き受けてくれますか?

以下の場合は、受注をお断りさせていただきます。何とぞご理解ください。
●社会通念上、暴力的と解釈され、またはその恐れのある表現・内容。
●公序良俗に反する表現・内容。わいせつ、アダルト関連の表現・内容。
●肖像権・著作権、その他知的所有権を侵害する恐れのある表現・内容
●他人に対して誹謗中傷する目的のある表現・内容。
●違法薬物、違法武器、ねずみ講、マルチ商法等、違法性のある表現・内容。
●個人情報の売買を目的とした表現・内容。
●その他、弊社が不適当と認めた表現・内容

Q4. 大阪にあるそうですが、遠隔地からでも依頼できますか?

原則的に受け付けております。
ただし、案件内容によっては困難が生じる場合があります。
基本的にメールでやりとりできるような案件ならいいのですが、
直接お会いして、または現場を視察して進めなければいけない場合もあります。
その際は出張ということで現地を伺うことは可能ですが、
交通費などの諸経費は依頼主様側でご負担していただくことになります。
安価な案件お場合、かえって非効率になりますので、
その時はお断りさせていただくこともあります。
いずれにしても、ぜひ一度メールや電話でお問い合わせ下さい。

Q5. 商品写真などの撮影は、そちらでお願いできますか?

ご要望があれば商品写真の撮影も承ります。
クオリティーを求めないのであれば、私たちがデジタル・カメラで撮影いたしますが、
高品質を希望されるなら、プロのカメラマンに依頼することになります。
その際、別途料金が発生しますのでご了承下さい。
また、イメージ写真についても、品質を求めないのであればこちらで撮影したり、
版権フリー画像を使用いたします。
ハイクオリティーがご希望であればリース写真を使用したり、
やはりプロのカメラマンの依頼することになりますが、
この場合も別途料金が発生します。

Q6. 個人ですが、デザイン細作の依頼はできますか?

もちろん承っております。
結婚式のアルバム、メッセージカード、自費出版の図版・レイアウト、
ホームページのデザイン、サークルのロゴ・マークなど様々な用途でご利用ください。

Q7. コンペなんですが、参加はしてくれますか?

原則的にコンペはお受けできません。
弊社を信頼し、本契約を締結していただいたご依頼主の仕事に
尽力を尽くしたいと考えておりますので、何とぞご理解くださいませ。
ただし、条件によっては例外的にお受けする場合もありますので、
まずはお問い合わせ下さい。

Q8. ロゴ・マークのみの発注は引き受けてくれますか?

もちろんお受けいたします。
個人、商店ほか、様々な業種や商品のロゴ・マークをデザインいたします。
ただしビジネスのスケールが大きく、
全国規模、もしくは世界進出をお考えの方はご注意が必要です。
この場合は商標登録を行うべきなのですが、
弊社では商標登録に関しましては一切サポートいたしておりません。
万が一弊社でデザインしたロゴ・マークが商標登録できなかった場合、
返金はできかねますが、類似として登録不可の場合のみ、
証明書をお見せいただければ無償にて修正させていただきます。

Q9. 大急ぎの仕事は引き受けてくれますか?

私たちは受託した案件について一つ一つ時間をかけて、
真心を込めじっくり取り組むことを方針としております。
あまりスケジュールを詰め込みすぎ、
いわゆる「やっつけ仕事」になることを絶対に避けたいのです。
もしその状態で急ぎの仕事を引き受け、
優先順位を変更すると他のご依頼主にご迷惑をかけることになりますので、
原則的にはお受けできかねます。
ただし、当方のスケジュールにゆとりがある場合には、
引き受けることができますので、お問い合わせ下さい。
また通常のご依頼でもスケジュールに何らかの原因で急ぎになることがあります。
その場合も極力お応えするようにはいたしますが、
場合によっては対応できないこともあります。
どうしてもとおっしゃられる場合は、
通常料金より割り増し料金をいただくことになりますので、
スケジュールにはゆとりを持ってご依頼ください。

Q10. 印刷するほどでもないが、説明できるものがほしい。
   そんな状態でもデザインは発注できますか?

大丈夫です。用途に応じて最適なプランをご提案しております。
例えば、コピーでいい、という場合には白黒でデザインし、コピー元原本をお渡しします。
またプリンターの出力でいいという場合には、PDF等のデータでお渡しします。
お気軽にお問い合わせ下さい。

Q11. デザインを発注するにあたって、
   こちらで用意しておかないといけない物は何ですか?

頭の中がまとまっていない状態からでもご相談ください。
できる限りの情報を、分かる範囲でご用意していただければありがたいですが、
基本的には何もない状態からでも打ち合わせはできます。
一般的にはホームページの出力や、その商品の他社パンフレット、
資料のコピーなどをご用意される依頼主が多いようです。
原稿までは作る必要はありません。(もちろん、あった方がスムーズです。)
基本的には、打ち合わせをしながら「こんな資料、原稿が欲しい」などと内容を固めていきますのでご安心ください。

Q12. 好きなデザインでない場合、変更してもらえますか?

基本的には気に入らないデザインをしてしまった場合、
ご依頼主の意向を読み取れなかったという意味で、
こちらに責任がありますので変更には対応いたします。
ただ、時間・経費的なロスにつながりますので、
できるだけそういうことのないように、明確なイメージをお持ちの場合は
サンプルをご用意していただけるとありがたいです。
(たとえば「かっこいいものを作って欲しい」という依頼であった場合、
「かっこいい」は人によってイメージが異なります。)
相方の思惑がくいちがっている際、2回目の打ち合わせ時点で、
できるだけイメージが合致するように進めてまいりましょう。
ただし明らかに常軌を逸するご依頼の場合は、例外的措置をとらせていただきます。

Q13. デザインを見てから、作る作らないを決定することはできますか?

デザインはオーダー・メイドなので、
原則的にオーダーが発生してから作ることになります。
ですからまず「作る」という決意のもとで発注をお願い申し上げます。
デザインワークが進行してから中止すると、
キャンセル料(最初のご提案以降70%、2回目のご提案以降85%、最終段階時100%)
をいただくことになります。
ただし万一当方に不手際があった場合は例外で、キャンセル料はいただきません。

Q14. まずは相談だけしたいのですが、料金は発生しますか?

もちろんお問い合わせやご相談は大歓迎です。
初回ご相談時点では、こちらからの簡単な質問に答えていただきます。
これをもとに作るべきデザインやだいたいの日程、概算見積をご提出しますが、
この時点での料金は無料とさせていただきます。
もし初回打ち合わせ時点で、ほぼ発注が確定している場合は、
もっと具体的なご提案を企画書にて行い、
この時点で正式発注とさせていただきますが、
この場合はプレゼンテーション料金が発生します。
プレゼン料金はデザイン代に組み込んでお見積もりさしあげますが、
初回段階(デザイン作業前)でのキャンセル時には、
プレゼン料金をご請求させていただくことになります。

Q15.途中で作ってもらう事ができなくなった場合、キャンセルできますか?

もちろん諸事情によりキャンセルすることはできますが、
相応のキャンセル料をいただくことになります。
キャンセル料は、最初のご提案以後が全額の70%、
2回目のご提案以後は85%、最終段階時で100%となっておりますので、ご了承ください。
なおキャンセルした場合でも、途中のデザイン成果物(カラーカンプ=仕上がりイメージ)

を無断使用(他のデザイン会社に同じもの作ってもらうなど)することは、
著作権の侵害にあたりますので、ご注意ください。

Q16.支払いシステムを教えて下さい。

お客さまの組織形態が法人であり、

支払いのサイクルが決まっている場合は、それに準じます。
お客さまが個人事業主の場合、基本的には私どもが最終段階でデータを完納する前に、
銀行振込でお願いしております。
ご入金確認後、データを完納いたします。
また印刷などの手配代行を依頼される場合は、
この時点で印刷代などを併せてお支払いください。
ご入金がなければ印刷などの手配はいたしかねますのでご了承下さい。
一方、遠隔地でメール等のやりとりで作業を進める場合など、
早い段階でご請求させていただくことがあります。

Q17.データの受け渡しは、どのような形式で行われますか?

デザインはデジタルデータとして、CD-ROMに収めております。
ただし印刷関連でもっとも使用率の高いMacintosh用のデータとなります。
基本的には印刷業者にそのまま渡せば手配できるように
データを作っていますのでご安心下さい。
ちなみにAdobe社のIllustratorやPhotoshopのソフトウエアを使用して、
データを作成しています。
Windows上でデータを見るには拡張子(.ai)のつくデータは
Adobe社のIllustratorのソフトウエアが必要です。
また(.eps)(.psd)の拡張子がつくデータは同じくAdobe社のPhotoshopが必要になります。(.gif)(.jpg)の拡張子がつくデータはシェアウエアなどの画像処理ソフトウエアがあればご覧いただけますし、ホームページなどでもご利用いただけます。

Q19. 長期的な大掛かりな仕事になりそうですが、
   どの時点で支払いをすればいいのでしょうか?

弊社は個人事業であるため、
長期的に収入がないと存続が困難になることを、何卒ご理解ください。
おおむね6ヶ月以上続きそうな仕事に関しては、
途中の段階でご請求させていただくことがあります。
タイミングはケース・バイ・ケースなので案件ごとにご説明させていただきます。
また継続的なコンテンツ(ホームページの月1回更新コンテンツなど)につきましては、
その都度ご請求させていただくことになります。

Q20. 守秘契約は結んでくれますか?

私たちの仕事は性質上、開発中の商品であったり、
マスメディアへの発表前の新ビジネスの情報を取り扱うことが多々あります。
そんな訳で守秘義務については非常に重要に受け止めておりますのでご安心ください。
弊社ホームページなどに作品として掲載する場合にも、
一つ一つ依頼主さまより許可をいただいております。
方策として以下のとおりです。
(1)守秘契約を結ぶ
(2)情報の保管を厳重に行う
(3)原稿、資料等について「社外秘」のものは必ず返却
(4)廃棄処分する書類は、必ずシュレッダーにかける
(5)弊社の作品として第三者に見せるものについては必ず許諾を得る、など。

Q21. 成果物の著作権は誰が保有するのでしょうか?

私たちがご提出するお見積もり書の価格には、権利譲渡の対価は含まれません。
この場合、著作権は原則的にデザイン会社が保有することになります。
したがって制作物の一部、または全体を無断で変更・複製することはできません。
つまり、私たちが制作したデザイン成果物を、
無断で複製して他のデザイン会社に別案件として依頼する場合でも、
著作権の侵害にあたります。
その場合はあらためて権利を買い取っていただくか、
ライセンスを受けることで対価を支払っていただくことになります。

Q22.印刷に発注した後に、誤字・脱字を発見。
   スリ直しの費用はどちらが負担するのですか?

万が一印刷開始後に誤字・脱字を発見すると、
印刷のスリ直しになり大きな損害になります。
印刷手配にあたっては、依頼主さまに誤字・脱字等を含めた最終チェックをお願いし、
ご了解を得てから、印刷所へ手配しております。
明らかに当方に非があった場合は全額負担いたしますが、
依頼主さまの指示もれがあった場合や、印刷後の変更があった場合は責任を負いかねます。
特に広告情報の中の価格、電話番号、日付、住所等の重要情報は
しっかりとご確認くださいませ。
こちらも誤字・脱字のないよう全力をつくしてチェック作業を行いますが、
依頼主さま側も念入りにチェックしていただけるよう、お願い申し上げます。

Q23.修正・変更の回数は何回までいけますか?

第2回打ち合わせの際にご提出します概算見積には、
2回までの修正・変更費用を含んでおります。
3回以上の修正もお受けしますが、この場合は(原則として)別途料金が発生し、
最終見積もりに反映させてご提出させていただきます。

Q24. 他のデザイン事務所、数者に見積もりをとりましたが、
   どれも値段が違います。なぜですか?

デザインはオーダー・メイドなので定価がつけにくく、
デザイン料金はそれこそピンキリになってしまいます。
同じ一つの案件をとってみても、
受注側が「これは難しい案件だ」「これは簡単な依頼だ」と、
判断が分かれる場合もあります。
おそらく能力差もあるとは思いますが、
前者がビジネス・コンサル的な発想で「難しい」と判断したり、
後者はレイアウト的(情報を見やすくするのみ)な発想で
「簡単」と判断するような格差も生じます。
必然的にソリューション(問題解決)型のデザイン料金は高くなりますね。
安かろう悪かろうではもったいないので、
どこに依頼するかは自分で判断するしかないのですが、
初めの問い合わせの時点でのデザイン会社の対応
(質問の内容や提案など)によって、
それが高いか安いかの判断基準にしてみるのはいかがでしょうか。

Q25. いいデザインってどういうものですか?
   作ってもらったものが、良いものか悪いものか判断がつきません。

デザインの世界では「正解」も「不正解」もありませんが、
いいデザインというのは確実に存在します。
それは確実に「お客様の心」に届いているものです。
グラフィック・デザインというと、
ともすればどうしても「目」で判断しがちですが、
目はただの通過点にすぎず、それがいかにして頭の中に染み込むか、
いかに心に刺激を与えるか、という部分が大切なのです。
デザインの良し悪しを判断する場合、
お客様の立場になりきってみることをおすすめします。
その上で、きちんとこちらの意図したことが伝わるだろうか、
というチェックをするのはもちろんですが、何も興味のない状態から、
そのデザインによってどのように心が動くかをシミュレーションしてみて下さい。
きちんと注意を引きつけるかどうか、興味を持ってくれるかどうか、
欲しいと思うかどうか、記憶に焼き付けることができるかどうか、
そして最後には買ってくれるかどうか、などをチェックし、
これらをクリアしてるかどうかを確認してみてください。